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安全と安心の提供: ライフガードの警備サービスについて更新:2024年06月19日

目次

はじめに

本記事では、警備業界の現状と課題、ライフガードの取り組みや多岐にわたる警備サービスの内容、導入事例、技術とトレーニングプログラム、そして未来の展望について詳しく紹介します。

1.ライフガードの始まりと理念

株式会社ライフガードは、1990年10月に創設され、同年12月に京都府公安委員会の認定を受けて京都を中心に活動を開始した警備会社です。当社は交通誘導警備を主たる業務としてスタートし、30年以上にわたり地域の安全と安心を守り続けています。代表の宮下永吉は、警備に関する国家資格の指導員として、社内外での研修や指導を行い、従業員のスキル向上に努めています。ライフガードの理念は「安全」と「安心」の両立です。当社は物理的な安全を確保するだけでなく、お客様に心からの安心を提供することを使命としています。

2.日本の警備業界の現状と課題

現状

警備業界は、一般的に低賃金と過酷な労働というイメージが根強く、警備員の品質に対する懸念が広がっています。このため、発注者は依頼する際に、どのような警備員が担当するのか不安を抱えているとよく耳にします。一方、特に建設業を含む交通誘導警備業務では、低コストのサービスを求める発注者が多く、その結果、労働者への賃金を上げることができません。これにより、離職率が高くなり、警備員の品質も低下するという悪循環が生じています。

課題

警備業界では、全体的に品質が向上しない状況が続いており、人手不足が深刻化しています。このため、コストが上昇し、発注者の実質的な負担が増えています。さらに、業界全体で低賃金と過酷な労働のイメージを払拭し、良い人材を確保するための取り組みが不足しています。この結果、業界の価値向上が進まず、特に低コストを優先する発注者の要求に応じるため、品質向上のための投資が難しくなっています。

3.ライフガードのアプローチと強み

ライフガードは、警備業界の課題を解決するために様々な取り組みを行っています。以下では、従業員の研修制度、多様な警備業務の提供、品質と信頼の徹底、多様な人材の確保といった具体的なアプローチとその成果を紹介します。

従業員の研修制度

アプローチ

ライフガードでは、代表取締役が国家資格の指導員を務め、社内の研修や警備に関する教育を徹底しています。これにより、スタッフ全員が専門的な警備技術と知識を持ち、高品質な警備サービスを提供できるようにしています。

成果

研修制度の充実により、スタッフのスキルアップが図られ、高品質なサービスの提供が実現しています。これは、顧客満足度の向上につながり、発注者の不安を軽減する結果となっています。

多様な警備業務の提供

アプローチ

ライフガードは、交通誘導警備員、施設警備業務、雑踏警備業務など、多岐にわたる警備業務を提供しています。また、多くの警備会社が1日単位で発注を受けるケースがほとんどですが、ライフガードは1時間からの時短警備や幼稚園や保育園の送り迎えの時間のみなど、柔軟な対応が可能です。

成果

この柔軟な対応により、発注者のコスト負担を軽減するとともに、顧客ニーズに応じたサービスを提供しています。特に、短時間での発注が可能な点は、コスト意識の高い発注者にとって大きなメリットとなっています。

品質と信頼の徹底

アプローチ

ライフガードは、創業30年以上の実績を持ち、時間厳守、身だしなみ、挨拶など、基本的なことを徹底しています。これにより、お客様への敬意を示し、現場での品位を保っています。

成果

長年の実績と基本を徹底する姿勢により、ライフガードは多くの信頼を勝ち得ています。これは、顧客からのリピート依頼や新規顧客の獲得にも寄与しています。

多様な人材の確保

アプローチ

ライフガードは、時短で働きたい方を積極的に採用しており、顧客ニーズと働きたい人のニーズをマッチングさせることで実現しています。これにより、多様な働き方を支援し、良い人材を確保しています。

成果

柔軟な働き方を提供することで、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が集まり、質の高い警備サービスを提供する体制が整っています。また、働きやすい環境が整うことで、スタッフの定着率も向上しています。 以上の取り組みを通じて、ライフガードは警備業界の課題を解決し、顧客に高品質なサービスを提供し続けています。

4.ライフガードのサービス概要

ライフガードは、以下の基本的な警備サービスを提供しています。

施設警備

商業施設、オフィスビル、公共施設の安全を確保します。各施設の特性に応じた警備計画を策定し、監視・対応を行います。

交通誘導

工事現場やイベント会場での交通整理を行い、安全な移動をサポートします。高度な資格を持つ警備員が現場の状況に応じて柔軟に対応します。

イベント警備

大規模イベントやスポーツ競技の安全を確保します。事前のリスク評価と綿密な計画に基づき、参加者の安全を守ります。

巡回警備

特定のエリアを定期的に巡回し、異常の早期発見と対応を行います。これにより、犯罪や事故の発生を未然に防ぎます。

5.ライフガードの信頼性と技術力

国家資格の取得と教育体制

ライフガードの代表取締役である宮下永吉は、数多くの国家資格を有しており、その多様な資格と経験を生かして、社内での研修や教育を行っています。

保有している資格は以下の通りです:

■国家資格

  1. 交通誘導警備業務2級
  2. 交通誘導警備業務1級
  3. 雑踏警備業務2級
  4. 施設警備業務2級
  5. 警備員指導教育責任者(2号警備業務)
  6. 警備員指導教育責任者(1号警備業務)

■講師資格
警備員特別講習事業センター委嘱講師

これらの資格は、警備業界では必須のものでありますが、宮下が国家資格の指導員「警備員特別講習事業センター委嘱講師」を務めている点は、業界内外で高く評価される重要な要素です。この役割を担うためには、深い知識と豊富な経験が求められます。

宮下の指導のもと、ライフガードのスタッフは厳格な研修を受け、高度な警備技術と専門知識を習得しています。これにより、私たちはお客様に最高品質の警備サービスを提供することができます。

ライフガードが提供するサービスの信頼性と技術力は、このような確固たる教育体制によって支えられています。一般のお客様に安心してご依頼いただけるよう、常に最高の安全と安心を追求しています。

6.お客様の声

7.導入事例

具体的な導入事例

ライフガードは、地域の祭りや観光シーズンの寺社仏閣における交通誘導や雑踏警備業務を積極的に行っています。時には金額面で柔軟な提案を行い、発注先の選択に困られているお客様に信頼を提供することを心がけています。警備業界におけるネガティブなイメージを払拭し、誠実な対応でお客様の期待に応えることが、私たちの使命です。
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8. 社員教育と研修制度

社内研修と警備教育プログラム

新入社員には入社時の新任教育(20時間)を実施し、全スタッフは年2回の現任教育(各10時間)を受けています。また、幹部向けの理念研修や巡察によるOJT(On-the-Job Training)も行い、徹底した教育体制を整えています。

新人採用と未経験者の教育方針

ライフガードは、業界外からの未経験者採用に力を入れており、経験値よりも人間性を重視しています。未経験者に対しても、業界の常識や規律を教え、前向きに勤務できるようサポートしています。面接では「当社と私(社長)を信じてください」というメッセージを伝え、警備業界に対する不安を和らげるよう努めています。

9.未来を見据えた取り組み

ライフガードは、将来的な技術革新やサービスの質向上に向けて、会社と人材を育成し続けています。生産性を向上させ、警備員の賃金を上げることで、業界全体の品位を向上させることを目指しています。

また、持続可能な社会を目指し、SDGs(持続可能な開発目標)を積極的に取り入れた取り組みを推進しています。特に「働きがいも経済成長も」(SDGs目標8)や「住み続けられるまちづくりを」(SDGs目標11)といった目標に貢献するため、地域社会との協力や環境に配慮した警備活動を行っています。ライフガードは、これからも技術革新とともに、持続可能な未来を創造するための取り組みを続けてまいります。

さらに、新たな市場への進出も視野に入れ、「安心」を商品とするサービスの提供を目指しています。

10.まとめ

株式会社ライフガードは、地域に根ざした警備サービスを提供し、30年以上にわたり地域の安全と安心を守り続けています。従業員の研修に力を入れることで、高品質な警備を実現しています。今後も技術革新とサービスの質向上を目指し、さらなる成長を遂げていくことでしょう。

今後も地域社会と共に発展し続ける株式会社ライフガードに、引き続きご期待ください。